現地子どもたちの絵画93点　ポンペイ友好都市協定記念展

群馬県嬬恋村とイタリア南部のポンペイ市との間で昨年友好都市協定が締結されたことを記念した展示会「ポンペイ市交流展」が28日、同村鎌原の村地域交流センターで始まった。同市の子どもたちから贈られた絵画など93点が飾られている＝写真。5月28日まで。

同市には西暦79年のベズビオ火山の噴火で埋没した遺跡があり、1783（天明3）年の浅間山大噴火で被災した同村と火山災害という共通の歴史を持つことから、交流が続いている。10年ほど前から両市村の子どもたちで絵画の交換を行っており、今回の展示会では同市から届いた作品などを並べた。

午前8時半～午後5時。4月29、30日、5月27、28日の午前10時～午後3時には、ピザやパスタの試食、エスプレッソやワインの試飲、イタリア野菜の苗の配布を行う。