仰げば花びら 川床復活 宇都宮 釜川で「桜まつり」

下野新聞
2023年3月30日

シダレザクラを川床から仰いで楽しめる「かまがわ川床桜まつり」が29日、宇都宮市二荒町の釜川の約100メートル区間で始まった。川床の設置は4年ぶり。祭りは4月9日まで。

宇都宮まちづくり推進機構が2013年から主催する。毎年人気だが、20~22年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から川床の設置を見送っていた。今年は外出するきっかけづくりや、にぎわいを取り戻すために設置した。

29日はシダレザクラがほぼ満開となり、川床では家族連れや若者らが写真を撮ったり、談笑したりしながら花見を楽しんだ。

家族3人で訪れた同市今泉小1年古保真由子(こぼまゆこ)さん(7)は「桜の花びらがひらひら飛んできて、拾うのが楽しかった。ハンカチに包んで持って帰る」と喜んだ。

川床は期間中、午前11時~午後8時に開放する。