桜 開 花 宇都宮で10日早く
下野新聞
2023年3月21日
宇都宮地方気象台は20日、宇都宮市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より10日、昨年より7日早い。
同日午後4時ごろ、同市明保野町の同気象台敷地内にある標本木で開花の基準を満たす6輪の花が咲いているのを職員が確認した。
担当者は「開花から1週間ほどで満開を迎える傾向にあるが、今後天気が下り坂になるため遅くなるかもしれない」と予想した。
同気象台によると、県内は高気圧に覆われた影響で朝から気温が上がった。最高気温は佐野が18・3度、宇都宮が17・6度となり、各地で4月上旬~下旬の陽気となった。
宇都宮市の桜の名所、新川沿いの桜並木では20日、通行人が風に揺れる桜の風情を見て楽しんでいた。