アルパカと遊ぶ新施設 那須・りんどう湖ファミリー牧場 アスレチックなど整備

下野新聞
2023年3月21日

那須興業(那須町高久丙、木村亮一(きむらりょういち)社長)は20日、運営する「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」に、アルパカの頭上で遊具を楽しむ新アトラクション「空中アルパカツアー あるぱーく」をオープンした。

同アトラクションは、林間にアルパカが群れる広さ約3千平方メートルの「アルパカ村」を整備した。アルパカの頭上には、地上から約2~4メートルの位置に広さ計約800平方メートルのネットを張り巡らせた。ネット上で跳ねたり、寝転んだり、ボール遊びができる「ネットアスレチック」を楽しめるほか、ネット下でアルパカに食事を与える餌やり体験もできる。

アルパカは、アルパカ専門の観光牧場として国内最大規模を誇る「那須アルパカ牧場」(那須町大島)が本年度で営業を終了するのに伴い、176頭を引き取ることを決めた。4月末までに順次移し終える予定で、アルパカ村には最終的に40頭を収容する。

林沙紀(はやしさき)取締役は「アルパカのいる牧場ならではのアトラクション。自由な遊び方で親子一緒に楽しんでほしい」と話した。アトラクションの利用料金(3歳以上)は1500円。

また、時計台にあったレストランを湖畔に移し、「カンティーヌ」としてオープンした。屋外のウッドデッキなどを含め442席を備え、湖を眺めながらバーベキューなどを楽しめる。