関東鉄道 漫画とコラボ、バス停巡りイベント 茨城・土浦 合言葉集めて記念品
関東鉄道(本社茨城県土浦市)は、土浦市をはじめ茨城を舞台にした漫画「茨城ごじゃっぺカルテット」と連携し、バスに乗って漫画の登場人物が描かれたバス停を訪ね歩き、記念品をもらえるラリー型の催しを開いている。同社は「普段なかなか行かない場所にも足を運んでバス乗車を楽しんで」と話している。5月末まで。
催しは同社と漫画を発刊する小学館(東京)、JR土浦駅ビルのホテル「星野リゾート BEB5土浦」が連携した。
漫画の作者は茨城県坂東市在住の「豚(とん)もう」さん。小学館の公式漫画アプリで連載している。同市をはじめ県内の主要な観光地を舞台にしており、新刊の第5巻では同ホテルや霞ケ浦など土浦が登場する。
これにちなみ、市内4カ所に登場人物の絵が入ったバス停を設置した。参加者はバス停に書かれた合言葉を全て集め、関鉄観光バス土浦駅前カウンターで申し出るとオリジナルの記念缶バッジをもらえる。併せて単行本を提示すると豚もうさん描き下ろしデザインの達成証ももらえる。ほかにも特典が用意されている。
取材でつくば霞ケ浦りんりんロードを自転車で走ったという豚もうさんは「楽しかったので自転車を買ってしまった。漫画も楽しんでもらえれば」と語り、関鉄の吉田一啓総務部係長は「街の魅力、霞ケ浦の美しさと漫画の世界を実際に歩いて感じてほしい」と参加を呼びかけた。
問い合わせは関東鉄道(電)029(822)3710。