小島慶子さんが多様性を語る「自分と違う考え理解する姿勢を」 群馬・太田
上毛新聞
2023年2月17日
![](https://kitakan-navi.jp/wp-content/uploads/2023/02/img_0823ab11784e6cbecebefb87f7e0bb0e58611.png)
太田市区長会(橋本洋一郎会長)の新春講演会が市新田文化会館エアリスホールで開かれ、タレントでエッセイストの小島慶子さんが「多様な人と生きるということ~半径2メートルから社会へ~」と題して講演した=写真。
小島さんは中学時代に周囲と比べて生きづらさを感じたことや、アナウンサー時代に女性らしさを求められた経験などを紹介。周囲の環境は個人の力ではどうにもならないことがあるとし、「半径2メートルの距離にいる家族や地域の人の声掛けで環境は変わる」と話した。
その上で、小島さんは多様な世界とは、全員が同じ考えではないことを強調。「違う考えを理解できなくて当然。でも理解してみようとする姿勢が大切」と語りかけた。
講演会には区長や区長代理、市民ら約500人が参加し、多様性について理解を深めた。