写真や言葉 業績紹介 旧日本絹撚育てた前原悠一郎

上毛新聞
2023年1月13日

群馬県桐生市で大正~昭和期に操業した旧日本絹撚(けんねん)を日本一の撚糸工場に育て上げた前原悠一郎(1873~1962年)の生涯をたどる企画展が7日、同市の絹撚記念館で始まった。5月7日まで。

撚糸は織物に加工する前の糸によりをかける工程で、同社は現在のJR桐生駅南口近くで明治期に設置された旧模範工場桐生撚糸合資会社の流れをくむ。前原は桐生撚糸時代から経営に携わり、日本絹撚に改称後も社長として活躍した。

企画展は生誕150年を記念し、「前原悠一郎と日本絹撚と桐生」と題して実施。写真や主な活動を年表形式で紹介する=写真。日本絹撚の沿革誌から抜粋した前原の言葉も取り上げ、会社に対する熱い思い、従業員への優しい気持ちが分かるエピソードが並ぶ。

同館は「前原の言葉を吹き出しで紹介しており、熱い思いをくみとってもらえれば」としている。

午前9時~午後5時。入館料は大人150円、小中学生50円。月曜(祝日は開館)と1月10、11日、2月14、28日、3月22日、5月2日は休み。

問い合わせは同館(0277-44-2399)へ。