「落ちアユ」まさに旬 にぎわう黒羽観光やな
下野新聞
2022年11月1日
【大田原】産卵期に川を下ってきた「落ちアユ」を楽しめるシーズンを迎え、黒羽向町の黒羽観光やながにぎわいを見せている。
30日には多くの観光客が訪れ、塩焼きや釜飯を頬張った。千葉県木更津市から家族6人で訪れた飯田隆雄(いいだたかお)さん(70)は「20年以上、毎年春と秋には必ず来ている。卵があるとおいしさが違う」と満足そうに話した。
同やなの今季の営業は3日までの予定だったが、紅葉の見頃に合わせて15日まで延長する。室井秀夫(むろいひでお)常務理事(75)は「春先とはまた違ったうまみのあるアユを食べてほしい」と話している。午前10時~午後5時。火曜定休(15日は営業)。(問)同やな0287・54・0087。