5000鉢華やかに参道彩る 茨城で笠間の菊まつり、11月24日まで

茨城新聞
2022年10月24日

今年で115回目を迎える「笠間の菊まつり」が22日、茨城県笠間市の笠間稲荷神社や笠間稲荷門前通りなどを会場に開幕した。丹精込めて育てられた菊の花約1万鉢が街中に展示された。11月23日まで。

笠間の菊まつり連絡協議会(本間敬会長)が主催。メイン会場となる同神社境内には大菊、千輪咲き、など約5千鉢が飾られた。現在は咲き始めで、神社によると、11月上旬にかけて見頃を迎えるという。一方、市内の小中学生が育てた満開の小菊は参道を華やかに彩り、多くの参拝者らを楽しませていた。

妻と2人の子どもと訪れた市内の会社員男性(40)は「きれいですね。見頃になったらまた家族と来たい」と話していた。

同日は境内で山口伸樹市長や塙東男宮司らが出席して開場式が行われ、主催者を代表して本間会長が「神社や市、学校など各方面の力添えで開幕を迎えられた」と感謝した。