広瀬川と馬場川周辺で芸術散策
上毛新聞
2022年11月5日
群馬県前橋市街地を流れる広瀬川と馬場川周辺を歩きながら、アートに触れてもらうイベント「River to River 川のほとりのアートフェス」が22日から、市街地と周辺の10会場で始まる。県内外から7組の作家が出展し、秋を迎えた街に新たな芸術の風を吹き込む。11月13日まで。
関係者向けの内覧会が21日に開かれ、参加アーティストらが創作のテーマや作風を紹介した=写真。岡山県倉敷市在住の滝沢達史さんは、空間全体を使った作品「桃源郷」を展示。同県内で見た桃農園の風景からモチーフを得て、写真や明かり、文章などで表現している。「穏やかな気持ちでゆっくりと過ごしてもらえたら」と話していた。
旧安田銀行担保倉庫や広瀬川美術館など8施設で作品を展示し、喫茶マルカやアーツ前橋ミュージアムショップminaの2店で小品やグッズを販売する。市民参加型の写真やパフォーマンスのプロジェクトも行っている。
金、土、日曜、祝日に開催。来場に必要な鑑賞パスポートは一般500円、高校生以下など無料。参加作家や関連イベントの詳細は、同フェスのホームページ=QRコード=から。午前11時~午後5時(一部会場は開場日、時間が異なる)。