Gru初制覇 もち豚ベーコン、クリーム味 パスタの祭典に最多1万500人 高崎

上毛新聞
2016年11月17日

「パスタの街・高崎」の名店が集まり、自慢の味を競うイベント「キングオブパスタ2016」(実行委員会主催)が13日、高崎市のもてなし広場で開かれた。来場者の投票により、Gru(グルー、高崎市連雀町)の「和豚もち豚ベーコンとマッシュルームのふわふわカプチーノ仕立て」が参加18店の頂点に輝いた。
各店が工夫を凝らした1品を提供し、5食分のチケットを購入した来場者が5品を試食。気に入った1品を選んで投票した。天候にも恵まれたこの日は大勢の家族連れや学生でにぎわい、来場者数は過去最多の約1万500人(主催者発表)、投票総数は6262票となった。
2009年から毎年開催。昨年に続く2回目の挑戦で初の王座に輝いたグルーのパスタは、生クリームにマッシュルームのうま味を詰め込んだクリームパスタ。本県産のもち豚ベーコンを具材に、泡状にしたマスカルポーネチーズをのせて仕上げている。店長の岡野亮平さん(32)は「全く想像していなく、大変うれしい。食の楽しさや素晴らしさを伝えられる、おいしいパスタを今後も作っていきたい」と喜びを語った。
2位は西口18番(八島町)の「ポルチーニクリーム麦風鶏のコンフィと4種キノコのマリネのせ」、3位はシャンゴ(問屋町)の「きのこと帆立のグリーンカレースープスパゲッティ」だった。

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