「お花畑」11日オープン、市民憩いの場に 大田原市水辺公園整備事業

下野新聞
2016年6月8日

 【大田原】市が若草地区の善勝川沿いに整備を進めている水辺(すいへん)公園の「お花畑」が完成し、11日オープンする。市は市民の健康増進を目的とする約26ヘクタールの公園整備計画のうち、北側の最優先整備区域で2015年度までに4カ所のグラウンドゴルフ場を整備。お花畑は同ゴルフ場に続くエリアとして19種類の花が順次咲き誇る、市民憩いの場となる。

 水辺公園の計画区域は若草中の北側から東側にかけて広がっており、今回整備したお花畑はその北端の約1・8ヘクタール。うち花壇が約0・67ヘクタールを占め、あずまや、駐車場(52台)などを設けた。工事費は約5600万円。昨年5月に完成した。

 花壇は8カ所に分かれており、春から秋にかけてアイスランドポピー、ビオラ、スイートアッサムなどの花々が咲き続ける。花や川を見ながら散策できる。

 水辺公園整備は1989年度に基本計画が策定された。しかし、用地取得が進まず2001年度に計画を見直し、国庫補助による事業を中止。市単独事業として再スタートし10年度、約8・1ヘクタールを最優先整備区域とした。

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