トンネルに梅の花描く 高校生が環境美化 水戸・千波湖
茨城新聞
2016年2月5日
水戸市の偕楽園などで2月20日から「水戸の梅まつり」が始まるのを前に、会場周辺の環境美化を図ろうと、近隣の高校生らが4日、千波湖近くのトンネルの壁に書かれた落書き清掃に取り組んだ。
清掃したのは、千波湖入り口交差点そばのトンネル。県立水戸工業高と水城高の生徒約30人が参加した。
壁にスプレーで書かれた落書きを県水戸地区塗装看板工業組合が塗装して消し、梅の花のイラストを描いた。生徒は絵の具でイラストの縁を塗ったり、おしべやめしべを丁寧に描いたりした。
県塗装工業組合の斉藤光一青年部長によると、壁にイラストが描かれることで落書きされる可能性が減るという。
県立水戸工業高1年の福田大輔さん(16)は「色が一定にならなくて難しかった。もう落書きしないでもらいたい」と話した。水城高1年の上田歩果さん(16)は「これで誰が通っても気持ちよく歩けると思う」と笑顔を見せた。
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