「ツール・ド・とちぎ」、全市町走破を2年に分割 第1回は来年春、3ステージ400キロ
県内各地の公道を舞台とする自転車ロードレース「ツール・ド・とちぎ」の開催概要が12日、明らかになった。2017、18年に開催する2大会で県内全市町を巡る。
17年の第1回大会は3月31日から4月2日までの3日間(3ステージ)、18市町を舞台に総走行距離約400キロで争う。18年の第2回大会は、3月30日から4月1日まで、小山、栃木、真岡の各市など県南東部を中心に約450キロで実施される。よりレベルの高い、魅力的なレースとするため、国際自転車競技連合(UCI)の公認レースを想定している。
主催は県内経済界を中心に組織するNPO法人ツール・ド・とちぎの会と、日本自転車競技連盟。当初は17年に6日間のレースを想定していたが、初開催ということもあり、3日間ずつ2年に分けて行うことになった。
レースは、スタートとゴールが異なる「ラインレース」で、17年の第1ステージは、日光市の日光だいや川公園をスタートした後、鹿沼、栃木、佐野の各市を巡り足利市総合運動公園を目指す約140キロ。約110キロの第2ステージは、茂木町のグリーンパークもてぎを出発して県東部を北上、那須町の道の駅那須高原友愛の森を目指す。第3ステージは最長の約150キロ。矢板市役所をスタートに、宇都宮市の清原中央公園にゴールする。ステージ優勝者のほか、総合優勝者も決定する。
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