味、大きさ 問題 大田原 ナシ「かおり」収穫
下野新聞
2022年10月1日
【大田原】大玉で甘い香りが特徴の高級ナシ「かおり」の収穫が、市内ナシ園で最盛期を迎えている。10月上旬ごろまでピークが続き、全国各地へ出荷される。
佐久山の石崎果樹園は、県内最大級の約3・5ヘクタールの農園で幸水や豊水、にっこりなどを栽培。看板商品のかおりは全国に先駆けて約40年前から、代表の石崎佳郎(いしざきよしお)さん(64)が両親らと育てている。落ちやすくて栽培が難しいが、洋ナシのような甘い香りがし、大きい物は重さ2キロ、直径25センチ超に実る。
石崎さんは「今年は天候にも恵まれて大玉に育った。年々、出来が良くなっているので、ぜひ味わってほしい」と話している。かおりは1個千~2千円。(問)同園0287・28・1392。