全国こども陶芸展inかさま 入場者2000人突破 茨城・笠間の幾浦さんに記念品

茨城新聞
2022年8月22日

茨城県笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれている「第21回全国こども陶芸展inかさま」(茨城新聞社、笠間市、笠間市教育委員会主催)の入場者が20日、2千人に達した。開幕から30日目。節目の来館者となった同市立宍戸小3年の幾浦莉愛さん(8)と家族には記念品として、笠間焼のマグカップと栗型の箸置き、蛍光ペンが贈られた。

幾浦さんは同日午後1時ごろ、展示された自身の作品を見るため両親や弟とともに入館。「(節目の来館者になるとは思わず)びっくりした。作品が飾ってあってうれしかった」とはにかんだ。幾浦さんの作品は「べつの世界のしろ?」と題し、地球とは違う星にある城を表現した置物。「来年はお皿を作ってみたい」と話した。

陶芸展は31日まで。全国の小中学生から応募のあった計1325点全てが、同館1階の第1展示室と2階の県民ギャラリーに飾られている。入場無料。開館時間は午前9時半~午後5時。月曜休館。