ブルーベリー「甘～い」　利根果樹部会、園児ら招き開園式

利根果樹部会ブルーベリー部（小林重昭部長）の開園式が15日、沼田市利根町輪組の高原地帯にある観光農園で開かれ、関係者がテープカットをして、ブルーベリー狩りのシーズン到来を祝った。

招かれた地元の多那保育園児9人やお年寄り約20人が、たわわに実ったブルーベリーを摘み取った＝写真。雨具姿の子どもたちは熟した粒を口に入れると、「甘い」と顔をほころばせた。

栗林寛部会長や小林部長によると、今年は梅雨明けが早く、日光をたくさん受けて糖度が高く、果肉も滑らかな大粒の実ができているという。利根町では農家10人がブルーベリーの観光農園や直売所を開いている。8月15日ごろまで楽しめる。