運動公園にキャンプ場 茨城・守谷に7月15日オープン 初心者取り込み狙う
キャンプ場運営などのパシュート(東京)は、7月15日、茨城県守谷市野木崎の常総運動公園内にキャンプ場「LANTERN CAMPING FIELD MORIYA(ランタン・キャンピング・フィールド・モリヤ)」をオープンする。同社が展開するキャンプ場は県内初。新型コロナウイルス禍でアウトドア人気が高まる中、公園内でより気軽にキャンプを楽しめる場所として、初心者の需要取り込みも狙う。
キャンプ場は同公園の多目的広場に開設する。「プライベートサイト」と「グループサイト」はフェンスで囲われており、犬と一緒に泊まることができる。「フィールドサイト」は仕切りがなく、テントなどの自由な設営が可能。このほか、AC電源が付いた「電源付きサイト」もある。
山や川などが近いキャンプ場と違い、公園内にあることから初心者や子連れ家族でも利用しやすいのが特徴だ。都心からは車で約1時間、最寄り駅のつくばエクスプレス(TX)守谷-秋葉原駅間は最短32分と交通利便性も高い。同社は「初心者が増える中、都心から近くアクセスしやすい環境のキャンプ場を運営したかった」という。支払いは完全キャッシュレス。会計時のスタッフとの接触を減らし、受付での「密」解消を目指す。テントやキャンプ用品のレンタルは行っていないが、今後開始する予定。
予約はキャンプ場予約サイトなっぷ(https://www.nap-camp.com/ibaraki/14859)から受け付ける。オープン直後の土日である同月16、17日はすでに完売している。