茨城で新音楽フェス 7月23、24日 ロック文化継承 ひたち海浜公園
■石井竜也さんら出演予定 総合司会にオズワルド
国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)で築かれたロック音楽文化を継承しようと、茨城放送(水戸市、阿部重典社長)は7月23、24日の2日間、新たな野外音楽イベント「ラッキーエフエム グリーンフェスティバル」(通称ラッキーフェス)を同所で開催する。2000年から20回続いた「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が、今夏から千葉市に移転することを受けて独自に企画した。7日、県庁で記者会見を開き、発表した。
出演アーティストは、北茨城市出身の石井竜也さんをはじめ、MAN WITH A MISSION、RIP SLYME、マカロニえんぴつなど、豪華な顔触れが並ぶ。60組以上が出演する予定で、順次発表されている。初回は約3万人の来場を目標にする。
新音楽フェスは「音楽と食とアートの祭典」がテーマ。ロックやポップスをはじめ、世代を超えた多種多様な音楽を届け、地元食材を楽しめるフードエリアを設ける。ラッキーにちなみ、幸運をつかむ「Lucky曼荼羅(まんだら)」をテーマにしたデザインの旗やオブジェが会場を彩る。総合司会は人気お笑いコンビのオズワルドと、同社アナウンサーの大島千穂、菊地真衣の両氏が担当する。
会見では、総合プロデューサーを務める同社オーナーの堀義人氏が経緯などを説明。「『茨城のフェス文化の灯を消すな』を合言葉に茨城を盛り上げたい気持ちで始めた」とし、「やるからには3年以内に(約10万人を動員する)日本最大フェスに匹敵する規模にしたい」と意欲を見せた。
チケット販売は、同社ホームページやSNS公式アカウントで随時知らせるとしている。問い合わせは、同社イベント事業部(電)029(243)4111。