桜と菜の花 春雨に潤う 益子・小宅古墳群

下野新聞
2022年4月16日

益子町小宅の小宅古墳群で桜と菜の花の競演が観光客を楽しませている。15日にはシダレザクラが満開となった。

同所は亀岡八幡宮(はちまんぐう)の氏子でつくる「里山の会」が地域振興の場として整備した。ソメイヨシノやヤマザクラなど約20種、200本超の桜と約5ヘクタールの菜の花畑が広がり、毎年多くの観光客が訪れている。今年の桜は例年並みの今月上旬に咲き始め、品種を変えて20日ごろまで楽しめるという。

15日は雨空となったものの、艶やかにぬれた花びらを写真に収める観光客の姿が見られた。上三川町から訪れたパート女性(73)は「ピンクと黄色がすてき。雨の日も趣があっていいですね」と話していた。