温室に立体花壇 水戸市植物公園、29日リニューアルオープン
茨城新聞
2021年4月26日
水戸市小吹町の市植物公園は、2019年から進めていた温室の改修工事が完了した。観賞大温室には、新たに「トピアリー」と呼ばれる立体的な花壇を設置。クジャクを表現した花壇は、ペチュニアやロベリアなど4種の花約2500株を使い、色鮮やかに表現した。公園は開園35周年を迎える29日、リニューアルオープンする。
改修したのは観賞大温室と熱帯果樹温室。車椅子でも利用しやすいよう室内通路を広くしたほか、美容効果が期待できる熱帯のハーブを植えて若い世代を意識するなど、工夫を凝らした。
市公園緑地課によると、改修は施設の老朽化と来園者数の落ち込みを受け踏み切った。西川綾子園長は「他の植物園では取り上げないようなユニークな植物もあるので、ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けていた。
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