新そば味わって みなかみで消費拡大キャンペーン 12月13日まで
上毛新聞
2020年11月16日
新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込む地元の新そばを味わってもらおうと、消費拡大キャンペーン「みなかみ秋の新そばまつり」が14日、群馬県みなかみ町で始まった。初日は道の駅3カ所で各200食ずつ手打ちそばが販売され、多くの人でにぎわった。
みなかみ水紀行館では鬼頭春二町長と利根実業高(沼田市)の生徒、月夜野矢瀬親水公園ではみなかみ蕎麦組合がそれぞれ、そば打ちを実演した。
12月13日までの期間中、対象店舗で同町産そば粉を使ったそばを提供。そばを食べた客には抽選で、町内温泉地の宿泊クーポンや特産品が当たる。
町内では、約50軒が遊休農地を 使ってソバを栽培。生産量は県内第2位の 年間70トンを誇る。だが、コロナ禍で消費が停滞し、買い取り価格が下落した。
町は国の補助金を活用して 町内産のソバを買い取り、そば店に割り引いて提供。消費拡大と新たな 販路開拓につなげるため、キャンペーンを企画した。