迎春へ門松作り 「よい新年に」願い込め
茨城新聞
2019年12月25日
正月飾りの門松作りが最盛期を迎えている。つくば市蓮沼の造園業「古平園」では24日、企業などから注文を受けた高さ1.5~1.8メートルの門松8対を、職人らが朝から製作に汗を流した。
新年に年神様が降りる時の目印とされる門松。3本の真竹を立て、下部を松の葉で飾り、外側にわらを巻き付けて縄で縛り完成させる。真竹はもみ殻で磨いてつやを出すなど、見栄えに気を配りながら丁寧に作り上げる。代表の古平貞夫さん(66)は「今年は台風で竹が倒れ、切り出す作業が大変だった。年神様に舞い降りてもらい、よい新年を迎えてほしい」と話した。
24日午後から出荷も始まり、街はクリスマスから迎春ムードに移り変わる。
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