新雪舞う大自然 スキー板で満喫 奥日光
下野新聞
2019年1月25日
厳しい寒さが続く奥日光の雪原では、クロスカントリースキーを楽しむ人々でにぎわっている。日光市中宮祠の「光徳クロスカントリースキー場」では24日、東京都千代田区の雙葉(ふたば)小の児童66人が下界とは異なる環境を体感した。
クロスカントリースキーはスキー板とブーツを固定する器具のかかとが浮き、平地でも移動しやすい特長がある。この日の奥日光は最低気温が氷点下7・3度。児童らは、強風で新雪が舞い上がる中で初挑戦し、光徳牧場や自然林の中を元気に歩き回った。
引率の鈴木靖規(すずきやすのり)教諭(60)は「20年前から毎年来ています。冬の日光の雄大な自然を、子どもたちが肌で感じる貴重な機会です」と話した。同所は5コース(3~5キロ)があり、3月末まで楽しめる。