笠間の菊まつり開幕 11月23日まで 1万鉢、市内彩る
茨城新聞
2015年10月19日
今年で108回目を数える日本最古の菊の祭典「笠間の菊まつり」が笠間市笠間の笠間稲荷神社をメーン会場に開かれている。11月23日までの期間中、懸崖(けんがい)、千輪咲き、古典菊など多種多様の菊約1万鉢が市内を彩る。
笠間の菊まつり連絡協議会(会長・増渕浩二笠間観光協会長)が主催。同神社参道には市内の児童生徒が育てた鉢菊が飾られ、参拝客を出迎える。境内北側では菊人形展が始まり、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の場面全11景が再現されている。
期間中の毎週日曜と祝日は境内の菊展示の無料案内を午前10時から午後3時まで行う。受け付け場所は参道入り口の休憩所「ポケットパーク」と菊人形展会場入り口の2カ所。
菊は同神社門前通り、市役所やJR笠間駅など公共施設にも並べる。同協議会は期間中の人出を例年通りの80万人以上と見込み、「美しい菊を楽しむとともに文化、歴史が薫る市内を巡ってほしい」と呼び掛けている。
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