天使舞う光の音楽会 【2018師走点描】那須野が原ハーモニーホール

下野新聞
2018年12月20日

 約10万個の電球が光の芸術を描く。那須野が原ハーモニーホール(大田原市本町1丁目)のイルミネーションが冬の夜を彩っている。2002年から毎年テーマを変えて実施し、17回目の今回は「天使のXmas音楽会」。壁面には天使が舞う姿が大きく投影され、ガラス張りのドーム型小ホールは内部から光が点滅、SFの世界のような幻想的な雰囲気を醸し出す。

 ピアノやバイオリンなど楽器のオブジェが水路の水面に映り込み、BGMと相まって「光の音楽」を奏でる。19日には、多くの来場者がスマートフォンのカメラで撮影を楽しんでいた。

 25日まで「クリスマス・イルミネーション・マーケット」(午後8時まで)を開催、雑貨や軽食、ラーメン店などが並ぶ。主催する湯本(ゆもと)はるなさん(57)=那須塩原市二区町=は「屋外で寒いけれど心が温まる空間です」と来場を呼び掛けている。点灯は来年1月13日まで。午後5~10時半。