リンゴ狩り 季節到来 大子 「ふじ」食べ頃

茨城新聞
2018年9月29日

大子町特産の「奥久慈りんご」が色づき、リンゴ狩りのシーズンを迎えた。

同町には約40のリンゴ園があり、ほとんどの園で、もぎ取りができる。本県リンゴ栽培の草分けで、74年の歴史を誇る小生瀬の黒田りんご園は、約3ヘクタールの敷地に80品種のリンゴが、たわわに実っている。

園主の黒田恭正さん(62)は「天候に恵まれ、出来は例年より1週間から10日早く、おいしいリンゴに仕上がった」と話す。わせの「ふじ」が食べ頃で、平日でも客が訪れ、旬のリンゴを買い求めていた。

果汁が多く程よい酸味が特長の「秋映(あきばえ)」、甘みの中に酸味が際立つ「ジョナゴールド」などが食べ頃を迎える。蜜が入って人気の「ふじ」は11月上旬から。リンゴ狩りは12月上旬まで楽しめる。

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