ロボッツ、観戦無料パス 小中学生選手対象に発行
茨城新聞
2018年6月16日
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の茨城ロボッツは15日、2018~19年シーズンで小中学生のバスケットボール選手を対象に、プレーヤーズパスを発行すると発表した。ホーム30試合を無料観戦できる。観戦機会を提供し夢を与えるのが目的。
県バスケットボール協会に選手登録している1万2千人が対象。9月下旬のシーズン開幕前に、協会を通じて配布する。チームスポンサーの建設コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツ」が協賛し、費用を負担する。これまでは試合ごとに地域を限定して招待していた。無料パスはB1の千葉ジェッツに続き2例目という。
県庁で記者会見した山谷拓志社長は「将来、県出身のロボッツのプレーヤーが生まれてほしい」と期待を語った。県バスケットボール協会の薄井宏美会長は「技術向上と競技普及に大きく役立つ」と述べた。一行は大井川和彦知事や日立市役所を表敬訪問した。
ロボッツは17~18年シーズン、38勝22敗で中地区2位。最終戦で敗れ地区優勝を逃した。次季はB2制覇とB1昇格を目指す。
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