猛追及ばず終戦 ブレックス
下野新聞
2018年5月14日
プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるプレーオフ「チャンピオンシップ(CS)」は13日、愛知県刈谷市のウィングアリーナ刈谷などで準々決勝(2戦先勝方式)の第2戦を行い、ワイルドカード下位の栃木ブレックス(東地区4位)は75-80でリーグ最高勝率の三河(中地区1位)に連敗し、リーグ2連覇を逃した。
ブレックスは第1クオーター(Q)に堅守からの素早い攻撃で得点を重ねたが、第2Qに3点シュートを3本決められるなど一気に突き放された。31-44で迎えた第3Qもコートを広く使った相手の攻撃を止められず、第4Q序盤には最大21点差まで引き離された。
だが、第4Q2分から反撃を開始。堅い守りで三河のスコアを止め、鵤誠司(いかるがせいじ)らの3点シュートなどで連続13得点。さらにジェフ・ギブスの得点などで盛り返し、残り31秒で1点差にまで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。
三河のほか、琉球(西地区1位)と千葉(東地区1位)が前後半各5分で行われた第3戦を制して準決勝進出。A東京(同2位)は京都(西地区2位)に2連勝した。
準決勝は19、20日に実施される。