草津15年連続1位 にっぽんの温泉100選

上毛新聞
2017年12月20日

旅行会社などの旅のプロが選ぶ全国の温泉地ランキング「第31回にっぽんの温泉100選」が発表され、草津温泉(草津町)が15年連続で1位を獲得した。旅行業者から見た送迎のしやすさに加え、泉質や情緒など旅行者のニーズに応える総合力が評価された。

観光業界専門紙の観光経済新聞社(東京都台東区)が主催して発表している。投票は7~10月に行われ、総投票数は2万3158票だった。

草津温泉は、温泉街の施設整備をはじめ、湯畑や西の河原公園のライトアップを実施し、魅力を高めている。同新聞社によると、投票理由では泉質に加えて、雰囲気の項目でも1位となった。「日本三名泉というだけでなく、長く1位を維持するだけの取り組みが評価されている」と分析する。

草津温泉観光協会の富岡忠幸統括部長は「官民一体となった町づくりが認められ光栄。今後も誘客に努めたい」と話した。

2位は下呂(岐阜県)、3位は別府八湯(大分県)だった。県内は草津のほかに、15位に伊香保、25位に万座、30位にみなかみ18湯、40位に四万が入った。

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