日本三大イルミに選出 足利・フラワーパーク
夜景観光に取り組む自治体や関連企業が一堂に会する第9回「夜景サミット」が20日、足利市朝倉町の市民プラザで開かれ、「日本三大イルミネーション」に、同市迫間(はさま)町の「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」が選ばれた。
同サミットは各種イベントを通じて夜景観光を普及、啓発する一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京都)と市が主催し、全国から関係者や市民ら約400人が出席した。
和泉(いずみ)聡(さとし)市長が「夜景資源を生かした取り組みが足利から広がっていくことを期待したい」と開会宣言をした後、松江市の「水燈路(すいとうろ)」など全国の夜景資源活用事例が報告された。
「日本三大イルミネーション」は、夜景観光コンベンション・ビューローが「日本新三大夜景」「世界新三大夜景」などに続き初めて選定。「敷地を生かしLED照明を効果的に活用したイルミネーション」などの観点から、あしかがフラワーパーク、「ハウステンボス 光の王国」(長崎県佐世保市)、「さっぽろホワイトイルミネーション」(札幌市)が選ばれ、同法人丸々(まるまる)もとお代表理事から認定証が手渡された。
また神戸市の「神戸ルミナリエ」など11カ所が、新たに日本夜景遺産に認定された。
足利市内ではサミット関連イベントとして、西宮町の足利織姫(おりひめ)神社周辺に足利銘仙柄のあんどんを設置するなど、「灯(あか)り」をテーマとした特別企画「足利灯り物語」も実施されている。
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