栃木県内19年ぶり新ナンバー 日光市などのご当地「日光ナンバー」交付始まる

下野新聞
2025年5月10日

自動車の新たなご当地ナンバープレート「日光ナンバー」の交付が7日、栃木県宇都宮市八千代1丁目の県自動車整備振興会宇都宮事務所などで始まった。

日光ナンバーは、日光東照宮の陽明門と塩谷町の伝統工芸品しめ縄などをあしらった図柄入り(カラー、モノトーン版)と無地版がある。日光市と塩谷町に登録される自家用車と事業用車が対象で、4月末までに計223件の申請があった。

地域が希望する地名を表示できるご当地ナンバー制度は2006年に始まり、18年からは“走る広告塔”として各地の特産や名所をデザインした図柄入りプレートもスタートした。

日光ナンバーは、県内のご当地ナンバーとしては06年の「那須」以来、図柄入りプレートとしては、イチゴが描かれた23年導入の県版などに次いで3種類目となる。

宇都宮事務所ではこの日、軽自動車以外を対象にプレートの交付が行われ、日光ナンバーを求める人が続々と訪れた。

⇒「日光ナンバー」デザインした会社員が図柄に込めた思いとは?