公開稽古本番の気迫 劇団四季「アンデルセン」 20、21日前橋

上毛新聞
2017年7月3日

劇団四季のミュージカル「アンデルセン」の公演が7月20、21の両日、前橋市の昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)で開かれる。30日には横浜市の四季芸術センターで公開稽古が行われた=写真。
舞台は世界的童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの切ない恋を主軸に、ハンスが童話作家として生きる道を見いだしていくまでの青春時代を描く。
公開稽古では、本番さながらの気迫で、舞台の代表的な場面「ワンダフル・ワンダフル・コペンハーゲン」を披露したり、童話「人魚姫」をクラシックバレエで演じた。表情や動きの確認など演出家から細かな指導が出された。
伊勢崎市出身で、ハンスから「みにくいアヒルの子」の読み聞かせを聞いて、勇気をもらい救われるラース役の生形理菜さん(29)は「ハンスの童話に触れることで心が明るくなる過程を見てほしい」と意気込みを話した。
県内の公演は、前橋市まちづくり公社、劇団四季、上毛新聞社が主催する。20日は午後6時半、21日は午後1時半開演。S席8640円、A席6480円、B席3240円。チケットは、同ホールや劇団四季予約センター、チケットぴあなどで取り扱う。問い合わせは劇団四季全国営業部(フリーダイヤル0120・660・442)へ。

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