《釣り》 管理釣り場でバス狙い 冬でも十分楽しく 千葉・山武「釣パラダイス」
年が明け、寒さがますます厳しくなってきた。冬は魚の活性が落ち、釣れにくくなる時期でもあります。今回紹介するブラックバスも同様だが、バス釣りができる管理釣り場は多いので、冬でも楽しむことができる。1月上旬、当土浦店から1時間の千葉県山武市大木、「釣パラダイス」へ行ってきた。
同所ではブラックバス、トラウト、コイ、ヘラブナ、タナゴ釣りを楽しめるが、今回はブラックバス。最大60センチにもなる個体も珍しくない魚。釣りにおいてはゲーム性が高く、長く人気のターゲットとなっている。
道具は2メートル前後のバス専用ざお2本、ベイトリール、スピニングリール各1本、ベイトリールにはフロロカーボン14ポンド、スピニングリールにはフロロカーボン4ポンドを用意した。今回は餌ではなくゴム製のワームを用意した。針はワームの大きさに合わせて変えた。
ブラックバスは水中の岩やくい、草などの周辺によくいるので、そこにルアーを投げて狙うのが常道。バスがルアーをくわえるとさお先が引っ張られたり、糸が横方向に動いたりするので、そこでアワセを入れて釣り上げる。
釣り開始から1時間。ブラックバスがいそうな場所を狙い続けていると、さお先が引っ張られるようなアタリ。すぐにアワセを入れる。引きは強く、釣り上げるまでがスリル満点だが、難なく1匹目。「よし、1匹目釣れた」と間髪を入れず2投目。すぐさま2匹目を釣り上げられた。連発は管理釣り場の楽しいあるあるだ。
サイズは平均35センチだが、体高が高い個体が多く想像以上の引きに楽しさも倍増。実はバス釣りは半年ぶり。思わず「楽しぃー」と声が出てしまった。
そうこうするうちバスの活性が上がってきたのか、少しずつアタリが増えていき、その後4匹追加して合計6匹で終了した。今回は3時間ほどだったが十分に楽しめた。
管理釣り場は魚影が濃く、泳ぐ魚を見ながら釣るサイトフィッシングを楽しめる所もある。釣れる確率が高く、初心者もそれなりに楽しめる。経験者ならリグを試したり、アクションを試したりしてみるのもいいし、巻物での釣りを試みてもいいだろう。もちろん各釣り場にはそれぞれレギュレーション(ルール)があるので確認をしておこう。(キャスティング土浦店・中島和輝)