一足早い春の訪れ堪能　水戸の梅まつり開幕　茨城

第129回水戸の梅まつりが11日、茨城県水戸市の偕楽園と弘道館で始まった。来園者は早咲きの梅を見つけて写真に収めるなど、一足早い春の訪れを堪能した。同まつりは3月20日まで。

偕楽園東門では水戸の梅大使や市のマスコット「みとちゃん」などが来園者を出迎えた。高橋靖市長は「遅咲きまで変化する偕楽園の自然、歴史の景観を堪能してほしい」と呼びかけた。

偕楽園公園センターによると、全国的に開花が遅れ、見ごろは2月下旬から3月中旬という。

東京都江戸川区から家族5人で訪れた小学5年の杉山裕香さん(11)は早咲きの八重寒紅の花を見つけ、「ピンクに膨らんでかわいい」と話した。