標高239mの金山(群馬・太田市)でスイセンが見頃 かれんな花々が山頂彩る スカイツリーも見えるかも

上毛新聞
2025年2月14日

ハイキングや歴史散策が手軽に楽しめる山として人気の群馬県太田市の金山(標高239メートル)の山頂付近では、スイセンの花が見頃を迎え、訪れた人たちが白いかれんな花々や条件が良ければ東京スカイツリーも確認できる眺望を楽しんでいる。

「花の少ない冬場の時季に彩りを」と金山城の保存などに取り組むボランティアグループが、十数年前から頂上近くの日ノ池周辺にあったスイセンの株を散策路沿いなどに移植し広がったという。近くの月ノ池周辺、奥の大堀切でも群生が楽しめる。

トレイルランニングが趣味で、毎週金山を走っているという安藤慶子さん(43)=同市東金井町=は「富士山やスカイツリー、関東平野を一望できる眺め、自然や史跡の中を楽しんで走っている」と、この日も軽やかに駆け抜けていった。