北陸新幹線延伸で魅力発信イベント「敦賀と高崎 うまいものとうまい酒」 群馬・高崎市で1月19日に開催

上毛新聞
2025年1月17日

北陸新幹線が2024年3月に延伸した福井県敦賀市の魅力を知ってもらおうと、同市と沿線の高崎、長野、富山3市の事業者がそれぞれ協力したイベントが今月から各地で開かれる。第1弾として、群馬県高崎市中紺屋町のコミュニティースペース「NAKAKONYA」で1月19日に「敦賀と高崎 うまいものとうまい酒」が開かれるほか、2月に長野、3月には富山でイベントが予定されている。

高崎市で19日に開かれるイベント「敦賀と高崎 うまいものとうまい酒」のチラシ

敦賀市観光誘客課が取り組む「つるがプロモーション」事業の一環。街づくりに取り組む各市の民間事業者が同市を訪れ、それぞれの地域にちなんだ内容を考案した。

高崎のイベントは、高崎の酒と敦賀の食を楽しめる内容。「Craft beer bar&bottle shop BOCCA」「コタマブルワリー」「Japanese Bar KATSU」「TAKASAKI WINE SHOP 橋本屋」「ruhmato(ルフマート)」の高崎市内5店舗がクラフトビールやナチュラルワイン、日本酒、敦賀の食材を使ったピザを提供し、敦賀市内4店舗が名物のフグのたたきや敦賀真鯛、焼き鯖寿司(すし)、ジビエ(野生鳥獣肉)鍋など酒に合うグルメを届ける。

高崎市を拠点に活動し、今回の企画を担った「まちの編集社」編集長の荻原貴男さん(45)は敦賀の海の幸や酒のアテに着目し、高崎の「酒カルチャー」と融合した内容を考えたといい、「敦賀のおいしいものを楽しんでほしい。食をきっかけに敦賀に興味を持ってほしい」と話している。

イベントの実施時間は1月19日午前11時~午後4時。