群馬・伊香保温泉に新ホテルがオープン　石段街最上段の「楓と樹」　屋上にバー、景色一望

伊香保温泉の旅館「お宿　玉樹」（群馬県渋川市伊香保町伊香保、関口征治社長）は20日、石段街最上段の伊香保神社近くにホテル「楓（ふう）と樹（き）」を本格オープンする。伊香保で初めてという屋上を開放した「ルーフトップバー」のほか、露天風呂付きの部屋も多く設ける。居心地の良さを提供し、連泊客やインバウンド（訪日客）を取り込む。

警察共済組合の宿泊施設「凌雲閣」だった建物を買い取り、大規模に改修した。地上4階建て全16室のうち9部屋に露天風呂を 付け、多くは75平方メートルと広さに余裕を持たせた。館内は洗練された和モダンの雰囲気に仕上げ、至る所に盆栽や鉢植えを配置した。

オープン時の料金は平日の2人部屋で1人2万8600円など。土曜・休前日は3300円追加。