栃木県野木町でブロッコリーの収穫最盛期 朝晩の冷え込みで「甘みがあって実がしっかり」
下野新聞
2024年11月18日
栃木県内一のブロッコリー生産量を誇るJAおやま管内で、収穫作業が最盛期を迎えている。
JAおやまブロッコリー部会長の野木町佐川野、農業舘野延男さん(70)方では、約3.5haの畑で春と秋冬の年2回栽培。13日も午前3時から、舘野さんや長男哲治さん(26)ら家族4人が収穫に追われた。
食べる部分に当たり、直径12~14cmに育った花蕾(からい)を手際よく包丁で切り取った。
午前9時までに出荷する「朝採り」として、市場を通じて主に神奈川県内のスーパーに卸される。繁忙期は1日平均2000個以上を収穫するという。
舘野さんは「朝晩の冷え込みが増し、甘みがあってしっかりした実が採れている」と話した。