栃木・大田原の中心市街地にお祭りの熱気 伝統の「大田原屋台まつり」に大勢の見物客

下野新聞
2024年4月22日

江戸時代から続く伝統行事「大田原屋台まつり」が20、21の両日、栃木県大田原市の中心市街地で行われた。初日の宵まつりでは絢爛豪華な9台の屋台が集結し、おはやしを競演する「ぶっつけ」が繰り広げられた。

大田原神社の例大祭の付け祭りとして始まった春の風物詩。今年は同市制施行70周年記念の冠を付けた。

20日は9町の彫刻屋台が市中心部を練り歩いた後、午後7時過ぎに金燈籠交差点へ集結。大勢の見物客が詰めかけ、熱気が充満する中、競うように笛や太鼓でおはやしを響かせ合った。

まつり実行委員長の平山一浩さん(60)は「宵まつりでこれだけの人が集まったのは初めて。本まつりは今日以上に盛り上げて、メジャーな祭りに押し上げたい」と力を込めた。

21日は本まつりが行われた。

⇒大田原市出身のモデル坂上裕子さん 「大好きな」地元をPRする“ふるさと大使”に

地図を開く 近くのニュース