《釣り》20~50センチアタリ連続 簡単手軽、家族でも 霞ケ浦 アメリカナマズ 茨城

茨城新聞
2024年10月26日

秋も深まる10月。いよいよ釣りのベストシーズンを迎え、さまざまな魚が釣れるようになる。今回紹介するのは霞ケ浦のアメリカナマズ。茨城県の霞ケ浦水系に生息する夜行性の外来魚で、成長すると80センチにもなる大型の魚だが、一方で誰でも簡単に釣れる人気ターゲットだ。

今回はキャスティング土浦店の村山洋と私、それに常連客の3人で当店から車で約10分、同県土浦市の沖宿エリアへ日没後に出かけた。

道具は3メートル前後の投げざおか、ルアーざお。ナイロンライン3号が100メートルほど巻けるスピニングリール。今回はナイロンラインの4号を使った。重りはナツメオモリの6~10号。重りは水深や水の流れを見て使い分けた。重りが流されないようであれば問題なし。

仕掛けは1本針のぶっこみ釣り仕掛け。針は丸セイゴの15号以上がいいだろう。小さい針でもかけられるが、すぐに曲がってしまうので大きめの針を使用する。餌はアメリカナマズ専用餌のほか、サバの切り身、ホタルイカを用意した。

餌を付けたら仕掛けを投げて待つだけ。さお先に鈴を付けておくとアタリを知らせてくれる。待つこと数分。さおが引き込まれるような強烈なアタリ。さおを軽く振り上げてアワセを入れ、慎重に魚を寄せる。1匹目は約50センチのアメリカナマズ。この大きさでも引きは強いので楽しめる。

1時間ほどだったが十分な釣果に笑顔

獲物の針を外している最中にもアタリがくる。すぐにリリースしてアタリのあるさおに向かう。こちらもアメリカナマズ。アタリが連続することも多いので楽しめる。

ただ、ずっと釣れ続けることは少なく、釣れる時合いがきて一気に釣れることが多いようだ。

その後もアメリカナマズのアタリは続き、約1時間で20~50センチのアメリカナマズが3人で10匹上がり、満足いく結果だった。

アメリカナマズのシーズンは春から秋だが、春は大型を狙え、夏から秋は数釣りが楽しめる。ナマズ釣りは簡単手軽。家族やグループでも楽しめるのでぜひチャレンジしてみよう。

当店ではアメリカナマズ用品を取りそろえています。釣行の際は釣り方や釣れるポイントなど当店スタッフにお気軽にお尋ねください。皆さまのご来店、お待ちしています。(キャスティング土浦店・中島和輝)