コーヒーの魅力もっと発信へ…　26日、群馬・前橋市に大和屋珈琲の新店舗オープン　カフェと物販、焙煎体験も

コーヒー製造販売の大和屋（群馬県高崎市筑縄町）は26日、同県前橋市六供町にカフェと物販を融合した新店舗「大和屋珈琲（コーヒー）　前橋六供店」を開業する。豆ひきや焙煎（ばいせん）体験、コーヒーのいれ方教室といった新たな試みを取り入れ、コーヒーの魅力発信を強化する。

木造2階建て約300平方メートル。クラシカルで重厚感のある従来店舗とは雰囲気を変え、若い世代にも気軽に入店してもらおうと木をふんだんに使ったナチュラルで明るい店舗に仕上げた。設計は米田横堀建築研究所（高崎市）。1階はカフェと物販、2階はフリースペースで飲食や体験教室などの活用を想定する。

木を使った吹き抜けの明るい雰囲気が特徴の店内

同社の直営店としては4店舗目。30種類以上から好みの豆を選べるハンドドリップコーヒーなど多彩なメニューを用意した。

関係者向けに22日内覧会を開いた。平湯聡社長（43）は「コーヒーのある暮らしを提案する際の基幹店舗にしたい。よりカジュアルに、手軽に楽しんでほしい」と話す。堀巧磨店長（28）は「コーヒーが好きになる手助けになれば」と意気込む。

午前9時～午後7時。