園児、「古内茶」を手摘み 城里 試飲や工場見学も

茨城新聞
2017年5月18日

城里町の特産で県内三大銘茶の一つ「古内茶」が収穫時期を迎えたのに合わせ、園児たちの摘み取り体験が17日、同町下古内の茶舗・園「高安園」で行われ、小さな手で丁寧に摘んだ。

食や農業の大切さを感じてもらおうと県女性農業士会笠間支部が主催。同町石塚のみどり保育園の年長児25人が、女性農業士らに摘み方などを教わりながら黄緑色の新芽を収穫した。

摘みたて茶葉の天ぷら試食や茶の試飲、高安園の茶製造工場の見学もあり、五感で古内茶に親しんだ。

藤沼彩良(さら)ちゃん(5)は「(新芽の)緑色がきれいで楽しかった。天ぷらはお茶の香りがしておいしい」とにっこり。

古内茶は12日ごろから収穫が始まり、2週間程度続く。高安園によると今年は霜が降りず順調に育ち、品質は良好という。

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