一番茶、色鮮やか 大子

茨城新聞
2018年5月12日

「奥久慈茶」の産地、大子町で新茶の収穫が始まっている。同町佐貫の高見園(高信修一代表)では11日、今年最初の摘み取り作業が行われ、色鮮やかな一番茶を一枚ずつ手摘みした。
この日、町内から約15人が手伝いに集まり午前8時から作業に当たった。指で茎をつまみ、葉を傷つけないよう手際よく新芽を摘み取っていた。葉が柔らかいうちに収穫することでおいしい茶葉ができるという。
高信さん(61)は「一番茶は甘味と渋味のバランスがよく、格別の味。新鮮なお茶でみんなに喜んでもらいたい」と話した。収穫は今月いっぱい続く。 

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