企画展「お菓子の王国2」の来館者が1万人突破　群馬・高崎市美術館

高崎市美術館で開催中の企画展「渡辺おさむ　お菓子の王国Ⅱ」（9月1日まで）の来館者が1万人を突破した。23日に記念セレモニーが開かれ、節目の来場者となった群馬県高崎市の泉紗奈さん（32）、長女で高崎南小1年の千晴さん（6）、次女の明花ちゃん（3）に富岡賢治市長が記念品を贈った。

セレモニーのため渡辺さんが制作した「スイーツデコだるま」、クリームの形をしたペーパーウエートなど、かわいらしい記念の品も手渡された。

同展は2回目の来場という泉さんは「貴重なタイミングに巡り合えて大変光栄。現代アートは難解なものが多い中で子どもも見やすい作品が多く、楽しんでいる」と笑顔。千晴さんは「それぞれ違う色のクリームや果物が載っていてかわいかった」とほほ笑んだ。

富岡市長は「子どもも美術館に関心を持てるテーマを選んで展覧会をやってきているが、お菓子というテーマで大変ヒットしている」と作品を眺め、塚越潤館長は「見た人がみんな笑顔になる展覧会」と話した。