紙製ロケットの打ち上げや模擬小衛星作り… 5月に群馬県庁でイベント 宇宙産業人材育成へ参加者を募集

上毛新聞
2024年4月23日

宇宙産業に関わる人材の発掘、育成を目指す「ぐんまスペースアワード(GSA)2024」(上毛新聞社主催)は、5月11、12の両日開催する「ぐんまロケットチャレンジ」と、同月26日に開く「ぐんま缶サット(模擬小衛星)チャレンジ」の参加者を募集している。いずれも県庁で行う。

ロケットチャレンジの初日は、火薬を使った紙製の「モデルロケット」を作り打ち上げを体験する。この日の受講で競技会出場条件の「モデルロケット4級ライセンス」が取得できる。2日目は、パソコンの専用ソフトでモデルロケットの本格的な設計を学ぶ。

初めて開く缶サットチャレンジでは、衛星の活用方法を学び、ペットボトルなどを使って缶サイズの模擬小衛星を作る。

ロケットチャレンジは中学生以上が対象で、両日とも午前10時~午後3時。缶サットチャレンジは高校生以上で、午前10時~午後4時。専用サイトから、ロケットチャレンジは25日までに、缶サットチャレンジは5月17日までに申し込む。

両チャレンジの大会が7月6、7の両日、前橋市の前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場で開かれる。

GSAは、宇宙教育の機運を高め、宇宙開発に携わる人材育成や発掘を目指して昨年始まった。問い合わせは上毛新聞社内のGSA事務局(☎027-254-9955、平日午前9時~午後5時)へ。