ミモザ題材に絵画展 油彩やパステル33点 茨城・鹿嶋

茨城新聞
2024年4月8日

茨城県鹿行地域の女性11人による「絵画小作品・グループ展」が11日まで、同県鹿嶋市小山のギャラリーやまさんで開かれている。ミモザをテーマにしたかわいらしい油彩、パステル画など33点が会場を彩っている。

同展は2016年に始まり、バラやサクラ、チューリップなど毎春「花」を題材にした作品を展示している。8回目の今回はミモザを埴輪(はにわ)や犬、少女の横顔などと描いた色鮮やかで個性あふれる力作が並ぶ。このうち「希望」(大岩紀子さん作)は青い花瓶とのコントラストや、差し込む光が印象的な作品だ。

出展者は、60~80代の女性たち。それぞれ別のサークルなどで活動しながら、趣味で絵を描き続けている。代表の小沢篤子さんは「ミモザの花言葉である『希望』『友情』などが伝わってくるような温かい作品が多い。作者たちの思いを感じ取ってもらえるとうれしい」と語った。

入場無料。午前10時~午後4時。問い合わせは小沢さん(電)0299(69)2660。