旬の食材や桜を取り入れ春メニュー そば、うどん、スイーツ…群馬・桐生市の6飲食店で4月3日までフェア
春を感じさせるメニューで桐生市を盛り上げようと、群馬県桐生市内の6飲食店が4月3日まで、旬の食材や桜を取り入れた品を提供する「ひなさくらフェア」を展開している。そばやうどん、スイーツなどを作り、各店が季節物を使って春を表現する。
参加店は「藤屋本店」(本町)「しみずや」(新宿)「藤屋第一支店」(同)「亀六」(川内町)「梅山本」(東)「蕎麦(そば)カフェINOJIN」(境野町)。初参加の藤屋本店は、桜パウダー入りのうどん(1100円)を考案。桜塩を添えたフキノトウ、タラの芽、タケノコの天ぷらと桜茶が付く。
しみずやと亀六は菜の花や桑茶、粉末にした桜の花などを練り込んだ3色のうどん(しみずや、1050円)やそば(亀六、千円)を用意。しみずやは春野菜入りのだし、亀六はサクラエビのかき揚げ付き。藤屋第一支店は桃色の「さくらうどん」(600円)、梅山本も独自のうどんを出す。
昨年から加わったINOJINは、桜風味のホイップクリームを添えたシフォンケーキや桜の花入りのゼリーなど、数種のスイーツを一度に味わえる「ひなさくらスイーツプレート」(1320円)を提供する。
各店を巡るスタンプラリーも実施している。企画の中心となったしみずや店主の清水利信さん(55)は「今後もいろいろな店に協力を呼びかけ、食で桐生を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。