甘いトマトたわわに実る 太田で出荷ピーク

上毛新聞
2017年4月4日

高糖度のトマト「ブリックスナイン」の出荷が最盛期を迎え、太田市新田地区で生産農家が収穫作業に追われている=写真。
約1・2ヘクタールの畑で栽培している小暮昭彦さん(45)方は、多い日で1日約1・2トンを収穫する。今年の出来は「寒い日が多いので色の進みは遅いが、味は例年同様に良い」と話し、赤くなった実を見つけては、はさみで丁寧に摘み取っていた。
ブリックスナインは糖度が9以上ある本県のトマトブランド。水分量を制限して栽培するため小粒になるものの、甘みが凝縮されて糖度は一般的なトマトと比べて3~4度ほど増すという。
同地区では12軒が計約4・5ヘクタールで栽培。1月下旬から7月上旬まで首都圏を中心に出荷している。

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