新名称「亀の井ホテル 筑波山」 マイステイズ運営 4月に一部営業
マイステイズ・ホテル・マネジメント(東京都)は、昨年運営を引き継いだ筑波山の観光ホテル「つくばグランドホテル」(茨城県つくば市筑波)について、名称を「亀の井ホテル 筑波山」に変更し、4月23日にレストランなど一部営業を始める。同ホテルの改装を進めており、新しい「ブランド」として、7月中旬には全て改装終了しグランドオープンを目指す。
同ホテルは昨年夏、同市を拠点にホテルやレストラン事業などを展開するサンスイグループ(同市小野崎、東郷治久代表)から米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に譲渡され、マイステイズ社が運営を委託された。
建物は改装に伴い、1~3月は休館している。改装の内容は、露天風呂とオープンエアのビューラウンジを設け、遮る物がない壮観な眺めを楽しめるようにする。ビュッフェ式レストランはゆったりとした広さを確保。壁面には「まつりつくば」で披露されるねぶたの装飾を施し、地元の食文化や季節の食材を取り入れたメニューを提供する。
客室は59室。ペットの犬と一緒に泊まれる部屋を用意。2段ベッドやアスレチックネットなど子どもの好奇心をくすぐる仕掛けがあるキッズルームもつくる。最大6人で泊まれ、3世代旅行にも適した家族部屋(「絆ルーム」)も提供する。
亀の井ホテルは全国のかんぽの宿を引き継ぎ、茨城県内では大洗、潮来でも運営している。
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